ヘルニア
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腰に痛みがある
腰を動かす時に痛みが走る
筋肉が硬い
または柔軟性がない
ハードな運動をしていた時期があった
腰から臀部、足にかけてしびれがあるまたは感覚異常がある
腰が重だるい
朝起きて起き上がる時に腰に力が入らない
顔を洗う時や荷物を持つときに腰が危ないと感じる
足を上げる時に思うように上げられない
腰の前屈、後屈ができないまたは、痛みや痺れがでる
体が冷えると痛みが増強する
体を温めると痛みが緩和する
運動時にジャンプや段差で痛みや激痛がある
姿勢が悪い
日常ずっと同じ姿勢の事が多い
猫背である
足をよく組む癖がある
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ヘルニアに対する当院の考え
椎間板ヘルニアが起こるメカニズムとして、日常生活での負担が繰り返しおこる事で、椎間板同士がつぶれ合うことにより、中のゼリー状のクッションが飛び出る事により、神経を圧迫し、痛みや痺れを引き起こします。
日常生活の負担とは、同一姿勢と運動などによる過度な負担です。お仕事や家事など、お身体に長時間一定の負荷をかけ続けるとどうなるのか?もちろん一定の関節に負荷がかかる事になります。負荷の値としては大体20キロから30キロと言われています。毎日そのくらいの負荷がかかり続ける事で、椎間板の間のクッションは消耗してくるのは想像できるでしょう。
また、過度な運動である球技などでも体にとてつもない負荷をかける事になります。俗にスポーツ選手の7割以上が椎間板ヘルニア予備軍とも言われています。小さい時や学生時にハードな運動をされていた方は椎間板ヘルニアの発症率は高いようです。 -
ヘルニアを放っておくとどうなるのか
椎間板ヘルニアを放っておくことによって、最初に腰回りや臀部、足の張り感から始まる事が多いようです。
その後痛みとなって、個人差はありますが、動かす時に制限がかかってくるようになります。これは、坐骨神経や大腿神経などがヘルニアによって、通りが悪くなることで関連して起こります。
また、更に放っておくことによって、安静時や寝ているときにも痛みや痺れを発症することになります。薬や筋弛緩剤注射などのその場しのぎの対処でも日常生活は支障なく過ごせるのですが、根本解決にはなりません。年々歳を重ねる事により、椎間板のクッション自体がなくなり、椎間板同士が擦れあう事態となります。これは俗にいう「変形性」と呼ばれます。膝の症状で一度は聞いたことがあるでしょう。
椎間板を長い間放っておくことで、変形性になり、日常生活を通常に過ごすこともできなくなる恐れもあります。 -
当院のヘルニアに対する施術とは
当院で椎間板ヘルニアの治療としては、痛みが強い場合と収まっている場合で施術法が異なります。まずは、痛みが強い場合である急性または亜急性時の場合、原因の関節付近の血流を高めることができる特殊電圧治療か鍼治療を行っていきます。血流を高める事により、治癒力を引き出すことが出来ます。
また、指圧での手技療法も合わせて行っていきます。これはソフトに施していき筋肉自体の緊張をとることができるのと、痛みがある際の自律神経の状態である交感神経の活発を抑える効果が期待できます。急性または亜急性の場合は患部を冷やす冷罨法も行います。痛みが落ち着いている時期については、根本的な関節にアプローチをしていきます。
当院で人気の施術である矯正治療を行います。矯正治療にて関節の負担のかかり方を正常な状態に変えていきます。ただ、それなりの負担も同時に掛かる恐れもある為、部分的にアプローチする矯正か、ソフトに行う矯正など症状とお身体に合わせて行っていきます。
最も良くなるであろう治療アプローチと順序を患者様には説明を行い、納得して受けて頂くやり方を当院は行っておりますのでご安心ください。 -
その施術を受けるとどう軽減するのか
当院の矯正治療を受ける事によって、根本的なアプローチが出来る為、痛みや痺れなどの症状が出にくいお身体に変える事が出来ます。痛みがある患部に刺激を与え続けるとどうなるのか?
これは、自然治癒力が高まる事により治りが早くなります。人間が怪我をした際も、ある程度は自然治癒力が患部を修復してくれます。施術=刺激であり、定期的な頻度と期間の施術を行う事により、患部を治癒することが出来ます。根本的に良くなる事ができれば、日常生活である仕事や家事などの作業効率も上がります。
また、痛みがない生活というのはとても快適なものです。痛みがある生活を体験された方であればお分かりかと思います。私達、治療家は痛みや症状を改善するプロであり、使命でもあります。
ですのでその先にある、快適な日常生活に標準を当て、どのくらいの頻度で、どのくらいの期間がかかり、どの程度まで改善するのかをしっかり説明致します。痛みのない快適な日常生活を過ごして頂くことを目標としております。 -
施術頻度はどのくらいか
改善するためには、状態にもよりますが、急性または亜急性の場合は、毎日~1日置きが理想です。亜急性または慢性の場合は週2、3回のご来院が理想となります。根本的に改善を目指していく場合は週2,3回で約9カ月ほどになります。
これは、日常生活での癖を改善させるための頻度と期間であり、最も改善しやすい頻度となります。お仕事や家事でなかなか時間が取れない方も多いと思いますが、椎間板ヘルニアはとても危険な症状ですので、お時間を創ってでも上記の治療頻度を目指して頂きたいと思います。