不眠症Q&A
不眠症関連でよくある質問と回答①
Q 最近、仕事のストレスからなのか全然寝つけないのですが、ストレスと不眠はどんな関係がありますか?
眠気はあり布団に早めに入るようにはしているのですが、電気を消して目を瞑ってもなかなか寝付くことができず仕事にも影響が出ています。
A 不眠の原因の一つに自律神経の乱れがあります。自律神経の乱れとは交感神経(興奮状態)と副交感神経(リラックス状態)の切り替えが上手くいかなくなることです。この切り替えが上手くいかないことで、寝ようとしても副交感神経が優位にならず交感神経が働いてしまい興奮状態となり、寝つきが悪くなってしまうのです。
また、ストレスは自律神経の乱れに大きく関係すると言われています。仕事に影響が出始めるとそれが更にストレスとなり余計に寝つけなくなるという悪循環が生まれてしまいます。
当院では自律神経を整える施術も行っておりますので是非一度ご相談下さい!
不眠症関連でよくある質問と回答②
Q 最近、仕事中や家で家事をしている時に急に眠くなることが頻繁にあり困っています。夜の睡眠は毎日9時間以上確保出来ていて、十分に寝られているはずです。ネットではいろいろ書いてあるのですが、これも睡眠障害の1つなのですか?
A これは過眠症といい、立派な睡眠障害の1つです。考えられる原因はいくつかあります。1つは脳内の覚醒維持機の異常です。脳の問題のため専門医への受診をおすすめしています。
もう一つは何らかの原因で夜間の睡眠障害があり、それを自覚していないケースです。例えば睡眠時無呼吸症候群です。睡眠時無呼吸症候群は激しいいびきと無呼吸を繰り替えすため熟睡しているように見えますが、実際は何度も睡眠を中断してしまうため寝不足状態になってしまいます。
不眠症関連でよくある質問と回答③
Q デスクワークやテレワークなどで肩こりが酷くなってから寝つきが悪くなりました。
たまに呼吸が浅い気もするのですが、これは肩周りの硬さと何か関係があるのでしょうか?また整骨院で軽減は見込めるのでしょうか?
A はい!当院で施術を行っていただきますと、症状の軽減が見込めます。
肩周り、特に肩甲骨の周りの筋肉が硬くなると横隔膜の動きを制限してしまいます。横隔膜というのは呼吸に深く関与しているので、その横隔膜の動きが悪くなることにより深呼吸ができず浅い呼吸になってしまいます。呼吸が浅いということはリラックス出来ていない状態なので寝つきの悪さに繋がってしまいます。
その為、肩甲骨周りの筋肉を緩める施術をすることで横隔膜が正常に働くようになり寝つきの悪さが軽減されます。
不眠症関連でよくある質問と回答④
Q 夜寝ている時によく呼吸が止まっていたよと妻から言われることが最近増えました。これ何が問題なのですか?また最近仕事のストレスで暴飲暴食をしてしまい太ってきてしまっています。これも何か関係しているのですか?
A これは睡眠時無呼吸症候群の可能性が非常に高いです。睡眠時無呼吸症候群は睡眠時に上気道が塞がれて発生します。原因はいくつかありますが、1つの原因として肥満があります。肥満によって気道の周りに脂肪がつきすぎてしまうと上気道が塞がれてしまう原因になってしまいます。食生活を見直すこと、適度な運動をすることによって軽減される見込みがあります。また、適度な運動は自律神経を整える効果もあります。自律神経の乱れは睡眠の乱れを引き起こしてしまいますので、整えることで自律神経の乱れを軽減させる効果が期待されます。
不眠症関連でよくある質問と回答⑤
Q 夜中に何度も目が覚めてしまい、その後もなかなか寝つけません。昼間は睡眠不足により気分も上がらず、仕事にも集中できません。年齢的なものも関係しているとは思いますが、何か軽減策があれば教えて頂けますでしょうか?
A 夜中に何度も目が覚めてしまいその後寝付けない症状は中途覚醒という睡眠障害である可能性が考えられます。
対策としては睡眠前にテレビを見ない、熱いお風呂に入らないなど交感神経を優位にしないことが大切になってきます。入浴は睡眠90分前ぐらいが良いと言われています。また温度も38〜40度のぬるま湯が適温とされています。
その他にも、アルコールの多量摂取は中途覚醒の原因となります。アルコールを摂取すると入眠は出来ますが睡眠が浅くなり中途覚醒が起きてしまいますので、飲酒をされる方はお酒の量を調節してみてもいいかもしれません。
不眠はうつ病など精神疾患に繋がる可能性もある為、まずは簡単なことから実践し、軽減を目指していきましょう。
当院でも様々な施術メニューをご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせください!