ぎっくり背中
ふとした瞬間に背中が急に痛み始めるといった症状はありませんか?
それはギックリ背中の疑いがあります。痛みの程度は様々ですが、軽傷のものだと寝違い程度のものであったり、重症のものだとその場から動けなくなるほどの激痛が走ります。
また、背中を刺されたような痛みと例えられることが多く、息を吸うと痛みが強くなってしまう事もあります。
なんの前触れもなく発生することがほとんどのため、その場から動けなくなってしまいます。
ぎっくり背中に対する当院の考え
「ギックリ背中」とは筋筋膜性疼痛症候群と呼ばれる疾患です。
これは背中周辺の筋肉や筋膜に過度な負荷がかかった場合に発生してしまうと考えられています。
例えば、身体をねじる動きをしたときや重い物を持ったときなどが特に起きやすいです。
さらに長時間同じ姿勢をとっている時にも発生します。同じ姿勢を長い時間続けていると筋肉が縮こまってしまい、そこに負荷が加わり筋肉が急に引き延ばされてしまいます。
ぎっくり腰と同様に凝り固まった筋肉に急激な力が掛かってしまったときに発生しやすいです。
ぎっくり背中を放っておくとどうなるのか
ギックリ背中は安静にしておくことで痛みが軽減されることが多いです。
しかし、安静にせず我慢してしまうと悪化してしまう恐れがあります。悪化してしまうと治りが遅くなってしまったり、長い期間にわたり日常生活に支障をきたすことも少なくありません。
さらに長い期間にわたり日常生活に支障が出るという事は、その分施術にも時間がかかってしまいます。また、ギックリ背中を放っておくと脳や脊髄に影響を及ぼしてしまう事もあります。
ぎっくり背中の軽減方法
ギックリ背中を起こしてしまったときの応急処置として、まずはアイシングをしましょう。患部を冷やすことにより血流を一時的に少なくし、鎮痛の効果が期待できます。
痛みが和らいできたらすぐにアイシングを止め、徐々に温めていきましょう。温めることで回復を促進させていきます。
ギックリ背中の原因は様々です。背中周辺の筋肉や筋膜の硬さや姿勢が悪いなどの原因があります。痛みを取ることも大切ですがギックリ背中を起こしにくい身体を作っていく事も重要です。
筋肉自体の柔軟性を上げるために自宅でのストレッチや姿勢の矯正も効果が期待できます。
施術を受けるとどう楽になるのか
ギックリ背中で初回にご来院された患者様には、帰る際に「症状が良くなった」と言って頂けることが多いです。
筋肉をしっかり緩めることで症状が緩和します。また、予防として矯正を継続されてる患者様は「以前よりも体が軽くなった」や「姿勢を変えるだけでこんなに生活が楽になるなんて思わなかった」などたくさんのお声を頂いています。
ギックリ背中になってから施術を始めるのではなく、ギックリ背中になってしまう前から予防を行う事が重要です。
軽減するために必要な施術頻度は?
ギックリ背中を受傷してから1週間は出来る限り毎日通って頂くことをお勧めしております。
症状を緩和させるにはスピードが命です。症状が和らいで来てからは週に2~3回から徐々に回数を減らして施術を進めていきます。
また、当院は予約優先制です。予約をして頂く事で再度施術に来ていただきやすい環境づくりをしていますので、お気軽にお問い合わせください。